クリスマスにほしい! ライカ最新3機種(3/9 ページ)

» 2010年12月24日 15時47分 公開
[加藤孝司,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

 ライカV-LUX2のプレゼンテーションで印象的だったのは、ドイツの高名な博物学者であるアレクサンダー・フォン・フンボルトの足跡をたどったムービー。ライカV-LUX2を1799年から1804年にかけて南米大陸を冒険したその冒険家になぞらえ、探検家のためのカメラというコンセプトを掲げた。コンパクトなボディに、多彩な機能をもったライカV-LUX2は、現代の「探検家」にも最適なカメラということだ。

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 現代の南米エクアドルをライカV-LUX2で撮影した美しい写真の数々は、ライカカメラAGのV-LUX2特設サイトと、ライカV-LUX2のカタログ上でみることができる。

 “Made in Germany”の高性能デジタルカメラ「ライカX1ブラック」。2009年9月に発表され品不足が続いた人気モデルからブラックモデルが発表された。セミプロ仕様のデジタル一眼レフカメラが採用するAPS-CサイズのCOMSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラとして人気が高いライカX1は、ライカらしいデザインに、一眼レフカメラに匹敵する優れた画質が特徴のコンパクトデジタルカメラだ。

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 ライカがこのようにさまざまなニーズに対応するために異なるコンセプトをもったデジタルカメラを発表する背景には、多様化する生活のイメージやシーン、デジタル機器との新しい関わり方がある。デジタルカメラの普及により、テレビや携帯電話がそうであったように、カメラも1家に1台から、もはや1人に1台の時代に突入した。

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 ライカがもつ美しい写真画質や、所有する喜びや満足度を満たすためのモノとしてのクオリティの高さへの追求はすべて、伝統あるライカのカメラで写真を撮る楽しさをより多くの人びとに気軽に楽しんでもらいたい、という理由に尽きるのではないかと思う。ライカカメラは次世代の「暮らし方」そのものにもフォーカスをあて、新製品の開発にあたっているといえるのではないだろうか。

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