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日経平均 | 10541.04円 | △11.28円 |
売買高 | 22億8805万株 | − |
売買代金 | 1兆4541億8300万円 | − |
値上がり銘柄 | 701銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 775銘柄 | − |
騰落レシオ | 149.27% | △8.39% |
ユーロ安や3連休を控えている割には底堅い堅調な展開
米国市場はまちまち、商品相場が軟調となり、ユーロも大きく売られた、3連休を控えた週末ということで売り先行となりました。ただ、積極的に買い上がる材料には乏しいものの、今年に入ってからの堅調な地合いや外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が買い越しと伝えられたこともあって寄り付きの売りが一巡となった後は底堅い展開となりました。ハイテク銘柄の一角など出遅れ感が強い銘柄を物色する動きや持高調整の売り買い、買戻しも見られ値上がり銘柄も多く、指数に動きはないものの強含みとなりました。
後場に入ると日経平均も堅調、前日の終値を上回って推移する時間も多くなりました。為替に動きはないのですが、3連休を控えての手仕舞い売りよりも買戻しが多く、個別に出遅れ感が強いものが買われるということで指数を押し上げる展開となりました。機械株や自動車株は業種的にまとまって買われていましたが、一方で電鉄株の一角や食品株の一角が高くなるなど、個別に目先の需給要因で売り買いされていたものと思われます。指数に大きな動きはありませんでしたが、雰囲気は悪くない感じです。
小型銘柄もまちまちとなり、出遅れ銘柄が買われ、買われ過ぎた銘柄が売られる動きが続きました。日経ジャスダック平均は堅調となったのですが、ジャスダックTOP20が小幅安、東証マザーズ指数も堅調となりました。先物は朝方まとまった売り買いが見られたものの、その後はまとまった売り買いもほとんどなく、指数を方向付けるような動きは見られませんでした。
米国雇用統計の発表を控えた3連休前の週末と言うことでしたが、思ったよりも大きく買われるものが目立ちました。業績好調とされていたにもかかわらず、12月に手仕舞い売りに押されていたような銘柄を年が明けてから買い直す動きが続いていると言うことなのだと思います。もともと出遅れ感が強い感じであり、ちょっとした材料で買いが入ると買い戻しや買い直しを急ぐ動きも出てくるのだと思います。持高調整の買いが続けば指数も10500円水準での底堅さを確認しながら次の節目である10800円〜900円水準を目指すことになるのでしょう。
高値更新となりました。RSIはまだ上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏にあり上値も重くなってきそうです。
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