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日経平均 | 10510.68円 | ▼ 30.36円 |
売買高 | 21億1274万株 | − |
売買代金 | 1兆3454億9100万円 | − |
値上がり銘柄 | 1069銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 462銘柄 | − |
騰落レシオ | 152.36% | △3.09% |
休日前の地合いを引き継ぎ、外部環境の悪いなかで底堅い展開
日本市場が休場となっている間の海外市場が冴えない展開となったことや為替が円高に振れたことから、売り先行となりました。それでも、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が買い越しと伝えられたことや円高一服となった感もあったことから売り急ぐ動きもなく底堅い展開となりました。出遅れ感や割安感が強いハイテク銘柄や商社株が堅調となって底堅い展開となりました。金融株など円高にもかかわらず内需株が持高調整の売りに押されて指数の上値を押さえる動きとなり、底堅いながらも戻りの鈍い展開となりました。
後場も方向感のない展開となりましたが、為替も大きな動きはなく売り急がなければならない材料もなく、逆に買い急がなければならないと言う理由もなく指数は底堅いながらも上値の重い展開となりました。海外市場の動向に反応され難い展開となっており、円高がさらに進むことがなければ出遅れ銘柄などの見直し買いも期待され底堅い展開は続くのかもしれません。本日も持高調整の売りも出ていたようですが、指数も値持ちの良い展開となりました。
小型銘柄も主力銘柄に出遅れ銘柄物色一巡感も出ているなかで、先駆して調整となったような銘柄などが物色されて堅調なものが多く見られ間s地あ。東証マザーズ指数もジャスダックTOP20も大幅高、日経ジャスダック平均は堅調となりました。先物はまとまった売り買いは散発的に見られる程度で指数を大きく動かすような場面もなかったのですが、底堅さが確認されると散発的にまとまった買戻しが見られ、指数の下支えとなった面もありました。
注目された米雇用統計も期待されたほどではなかったのですが、しっかりと雇用の回復が見られると言うことで、米国市場では先取りしていた分、反応に苦慮したような感じです。欧州などの動向に取り合えず反応したものの、米国での景気回復は期待され、世界的な資金の流れ、経済の拡大には間違いがなさそうです。後はどの企業がどこまで世界経済の拡大を取り込むことが出来ているのか、ここからの決算発表などを参考に見極めることになるのでしょう。
高値圏でのもみ合いが続いています。10500円台固めと言うような感じで、基準線の上昇も続いており強含みの展開が続きそうです。ストキャスティックスは高値圏からの調整を示唆しており5日から6日に空けた窓を埋めるような場面もあるのかもしれませんがRSIはまだ上値余地もあって上昇が続いており、堅調な地合いはもう少し続きそうです。
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