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日経平均 | 10518.98円 | △16.12円 |
売買高 | 19億6317万株 | − |
売買代金 | 1兆2365億9700万円 | − |
値上がり銘柄 | 943銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 547銘柄 | − |
騰落レシオ | 128.14% | ▼4.03% |
米国市場が休場となり手掛かり難で小動き
米国市場が休場となり、ちょっとした手掛かりに反応するようにユーロが軟調となったことなどから、売り先行となりました。それでも寄り付きの売りが一巡となった後は昨日上げ一服となっていた商社株などを買う動き、不動産株など内需株を買い戻すような動きが見られ、総じて底堅い展開となりました。持高調整の売り買いが中心となっていたようで、上値での売りも多く指数は方向感に乏しい展開となりました。
後場も買い戻しや売られすぎの反動から堅調となるものが見られ指数は一段高となる場面もありました。ただ、物色対象が絞り切れないことや積極的に買い上がるだけの材料にも乏しく、いつものことながら方向感のない展開が続きました。同じ業種内でも高安まちまちとなるなど、引き続き持高調整の売り買いが中心となり、物色の広がりも見られず上値の重い展開となったものと思います。業績回復期待も根強いのですが、決算動向などがもう少しはっきりしないと、積極的には買い難いということなのでしょう。
小型銘柄は主力銘柄の持高調整の売り買いが中心となるなかで手仕舞い売りに押されるものが目立ちました。東証マザーズ指数は大幅安、日経ジャスダック平均も軟調で14連騰とならず、ジャスダックTOP20も軟調となりました。先物はまとまった買いが散発的に入り、前場から指数を押し上げる場面もありました。ただ、追随して方向感を持って売り買いしているというよりは目先筋の売り買いが中心となっていたものと思います。
相変わらず値動きの良い銘柄が買われる動きで、物色対象が絞りきれず、テーマ性も見られないのですが、下落に対する不安が薄れているような感じです。米国企業業績の発表が好調ということもあって、日本企業も決算発表を控えて通期業績の上方修正に対する期待も強いものと思われます。決算発表が本格化するところで、材料出尽くしとなってしまうのか、好業績を素直に反応するのか、ここからの業績発表に対する反応は大いに注目されます。
「切り込み線」のような形になって底堅さが見られました。RSIは方向感はないのですが高い水準であり、ストキャスティックスも高値圏からの調整となっており、まだ上値の重い展開は続くものと思われます。10500円台を固める動きとなる、あるいは転換線や基準線にサポートされて底堅い展開が続くものと思います。
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