2010年の冬のボーナスはいくらくらいもらったのだろうか。20〜50代のサラリーマン世帯の主婦に平均手取金額を聞いたところ、調査以来最低となった昨冬と同額の62万1000円であることが、損保ジャパンDIY生命保険の調査で分かった。昨冬のボーナスに比べ「増えた」が33.8%、「減った」が31.4%。わずかながら「増えた」が上回る結果となったが、増減額の平均は−9000円という結果に。
「昨冬の調査結果と比較すると『増えた』(20.4%→33.8%)、『減った』(53.8%→31.5%)と大幅に回復しており、増減の平均も(−8万3000円→−9000円)と改善が見られた。しかし平均で見るとわずかなマイナスであり、調査開始以来最低だった昨冬の水準にとどまった」(損保ジャパンDIY生命保険)
ボーナスの中から夫に渡した小遣いはいくらくらいだろうか。小遣いの額を聞いたところ、渡した人の平均は6万9000円と、昨冬の7万3000円から減少。その一方で「小遣いを渡さない」(47.4%→42.0%)人が減少した。「小遣いを渡す金額は減ったものの、小遣いを渡す主婦の増加によって、懐が少しは暖かくなった夫が増えたようだ」(損保ジャパンDIY生命保険)
主婦は夫に内緒で、“へそくり”をどのくらい貯めているのだろうか。「へそくりがある」人(43.4%)の平均金額は308万3000円。2010年で「へそくりが増えた」という人(25.8%)に、その理由を尋ねると「将来が不安なので蓄える額を増やした」(34.6%→50.0%)が大幅に増加した。一方「へそくりが減った」人(37.3%)の理由では「家計の赤字の穴埋めに使った」(24.2%→37.0%)、「収入が減り、へそくりができなくなった」(17.9%→23.5%)が目立った。
インターネットによる調査で、20〜50代のサラリーマン世帯の主婦500人が回答した。調査期間は2010年12月10日から12月14日まで。
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