海外に送金する際、「面倒だし、高いなあ」と感じたことがある人も多いのでは。銀行に足を運んだり、手数料が高かったり――。そんな不満を解消してくれそうなサービスがスタートした。
ファミリーマートは1月25日、コンビニの店内に設置しているマルチメディア端末「Famiポート」を使って、海外に送金できるサービスを開始した。法務省入国管理局によると、日本における外国人登録者数は約218万人(2009年3月末)で、10年前と比べると40.5%も増加。また日本人の海外赴任者が増えていくと見ており、コンビニ業界初の海外送金サービスに踏み切った。
海外送金を行うにはどのような手続きが必要なのだろうか。まず送金サービスを運営するSBIレミットのWebサイト上で会員登録(無料)を済ませ、送金金額・入金窓口・受取人の名前を入力すれば、17ケタのコンビニ注文番号が発行される。そしてコンビニ注文番号をFamiポートで入力。出力されたレシートをスタッフがスキャンし、入金額を受け付ければ手続きが完了する。
このサービスの最大の特徴は、手数料の安さだ。大手銀行で海外送金すれば、送金手数料や為替手数料などが必要となり、合計6500〜8000円ほどかかってしまう。しかしファミリーマートから送金すれば、3万円以内だと1220円(送金手数料880円+入金手数料340円)※ですむ。
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