「運動不足なので、休みの日にはランニングをしている」といったビジネスパーソンも多いのでは。手軽に始められるスポーツとして注目されているが、どんな人が走っているのだろうか。
ランニングをしている人に、ランニング歴を聞いたところ、「1〜3年未満」(35.5%)という人が最も多く、次いで「1年未満」(22.7%)であることが、クロス・マーケティングの調査で分かった。ランナーの6割近くが、ランニングを始めて3年未満の“ビギナー”という結果に。男女ともに40代以下ではビギナーが多いが、50代以上では10年以上のランニング歴を持つ“ベテラン”が目立った。
81.8%のランナーが普段は1人で走っており、ランニングについての専門的なレクチャーやアドバイスを受けた経験のある人は13.5%にとどまった。また国内・海外で開催されるマラソン大会に参加したことがある人は30.7%だった。
ランニングを挫折したことがある人はどのくらいいるのだろうか。「ランニングを挫折したことがある」と答えた人は53.0%。挫折した理由を聞いたところ「寒い冬や暑い夏、花粉症シーズンなど特定の期間を敬遠して何となく」(46.9%)という人が最も多かった。次いで「仕事や家事が忙しかったから」(42.0%)、「体力的にきつかったから」(26.8%)、「ケガをした、ケガが悪化した」(25.4%)と続いた。男女別に見ると、男性は「ケガをした、ケガが悪化した」が多く、女性は「体力的にきつかった」が目立った。
ランニングを始めて得られた効果を聞いたところ「体力維持・体力アップ」(67.4%)と答えた人がトップ。次いで「ダイエット以外の健康増進や健康維持」(46.3%)、「ストレス解消・発散」(39.5%)と続いた。
インターネットによる調査で、直近1年間に月2回以上ランニングをしている423人が回答した。調査期間は1月17日から1月19日まで。
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