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→「悪人を倒せば世界が平和になるという映画は作らない――宮崎駿監督、映画哲学を語る」(前後編)をダウンロードする。
以下、「悪人を倒せば世界が平和になるという映画は作らない――宮崎駿監督、映画哲学を語る」(前編)の冒頭部分を再掲します(本記事は2008年11月27日に掲載したものです)。「まとめ読み!誠 PDF」をダウンロードすると、本インタビュー記事後編の「『世界は美しいものなんだな』と感じてくれる映画を作りたい――宮崎駿監督、映画哲学を語る」(2008年11月28日掲載)もまとめて読むことができます。
『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』などのアニメーション映画を手掛けた宮崎駿監督が11月20日、東京・有楽町の日本外国特派員協会に登場し、講演を行った。
『千と千尋の神隠し』が2003年にアカデミー賞長編アニメーション部門作品賞を獲得するなど、宮崎監督は海外でも評価が高い。内外から200人以上の記者が集まり、10分間の講演後には1時間以上も質問が投げかけられた。時には笑いながら、時には真剣な顔で宮崎監督は、最新作の『崖の上のポニョ』や現代社会に対する不安、自らの映画哲学などについて語った。
私たちが作った『(崖の上の)ポニョ』という作品は、実際にスタッフに子どもが生まれて、その子どもを見ているうちに、「この子が最初に見る映画として作ろう」ということで、それを自分たちのモチベーションにして作りました。
今、私たちの社会は潜在的な不安に満ちています。私たちの職場(スタジオ・ジブリ)でも、それは同じです。自分のかわいい子どもたちにどんな未来が待っているかということについて、非常に大きな不安を親たちが持っています。それから、子どもをどういう風に育てたらいいのかということについても大きな不安を持っています。
それで映画を作りながら、私たちはジブリで働いている人間のための保育園を作ってしまったのです。地方自治体から補助をもらうと、いろいろややこしいことがくっ付いてきますので、好きなことをやるために、まったく企業負担でやることにしました。(「悪人を倒せば世界が平和になるという映画は作らない――宮崎駿監督、映画哲学を語る」〈前後編〉に続く)
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