コラム
» 2011年02月15日 08時00分 公開

松田雅央の時事日想:なぜハンブルクは環境政策に熱心なのか (3/5)

[松田雅央,Business Media 誠]

環境パートナーシップ740社

 環境パートナーシップを担当するハンブルク商工会議所環境課のクナール氏によれば、パートナーシップの参加資格は非常に厳しく、現在は全会員のわずか0.5%、740社に限られている。ISO 14001あるいは欧州環境認証EMASを取得し、さらに特別な取り組みを行っている、選りすぐりの環境対策企業ということができる。

 ハンブルク商工会議所発行の冊子「エコロジーと気候保護―― ハンブルクの商工業」には、14の企業と事業所が環境パートナーシップの参加例として紹介されている。企業の活動分野は製鉄からオーガニック食肉加工までバラエティーに富み、業員数も1万人を超える工場があるかと思えば10人の事業所もあるなど幅広い。

環境パートナーシップの参加企業例:

事業内容:航空機の塗装

主な環境取り組み:塗装作業場のエア・コンディショニングシステムの省エネ

従業員数:1万1570人

パートナーシップ加入:2004年4月

事業内容:製鉄

主な環境取り組み:新たな変圧器を導入し、大幅な省エネを実現

従業員数:590人

パートナーシップ加入:2005年11月

事業内容:レストラン、ホテル

主な環境取り組み:小型コジェネレーションシステムを導入し、大幅な省エネを実現

従業員数:13人

パートナーシップ加入:2007年11月

事業内容:精肉・食肉加工

主な環境取り組み:オーガニックの精肉・加工肉を消費者に提供。オーガニックの食肉生産サイクルはCO2排出削減に効果がある

従業員数:23人

ハンブルク商工会議所発行の冊子「エコロジーと気候保護――ハンブルクの商工業」。環境パートナーシップの参加例として14企業・事業者を紹介している(出典:Handelskammer Hamburg)

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