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→「白骨温泉の若女将が語る、“入浴剤投入事件”の真相」(前・中・後編を含む)をダウンロードする。
以下、「“入浴剤投入”発覚から4年――白骨温泉・若女将が語る『事件の真相』」(前編)の冒頭部分を再掲します(本記事は2008年4月25日に掲載したものです)。「まとめ読み!誠 PDF」をダウンロードすると、「白骨温泉の若女将が語る、“入浴剤投入事件”の真相」をダウンロードすることができます。
「人の噂も75日」という。しかし75日どころか、4年経った今でも、人々の記憶に生々しく刻印されている出来事が存在する。2004年、白骨(しらほね)温泉での入浴剤投入発覚を発端として、全国に波及した「温泉偽装問題」である。入浴剤はキッカケに過ぎなかった。水道水を沸かした湯を温泉と称し入湯税まで徴収していた有名「温泉地」を始め、日本全国の温泉施設における驚くべき実態の数々が明るみに出て、我々に強い衝撃を与えた。
あれから4年。テレビの旅番組では、何事もなかったかのように、全国各地の温泉が紹介され旅情を誘っている。その中には、偽装発覚で問題になった温泉地が多数含まれているし、当時「相当に悪質」と言われたところもある。その一方、偽装問題発覚の発端となった北アルプスの秘湯・白骨温泉だけは、この 4年間、民放キー局の旅番組からは、ほとんど姿を消してしまい、全国の書店で買える旅行ガイドでもその扱いは限りなく小さくなっていた。
なぜ白骨温泉だけが姿を消さざるを得なかったのか? その要因の1つは温泉偽装に関する人々の記憶に、「白骨温泉=温泉偽装」という公式ができてしまったことである。
「たらちねの」と言えば「母」、「あしびきの」と言えば「山」が出てくるように、「温泉偽装問題」と聞くと、反射的に「白骨温泉」「入浴剤投入」というフレーズが枕詞のごとくになってしまったのである。(続く)
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