コラム
» 2011年05月20日 08時00分 公開

20代に戻ったら? 女性のココを見ますね既婚男性が、今から婚活するとしたら(5/5 ページ)

[中山順司,Business Media 誠]
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ぴったりマッチする相手なんて、いない

中山:ということは、そのあたりはかなり歩み寄れる、と?

近藤:もちろんです。習慣や物事の好き嫌いを上げ出したら、キリがないでしょう。一致よりも、不一致の方がきっと多くないですかね? 例えば、部屋のちらかし具合ひとつ取っても、片方は整頓されていると感じ、もう片方は掃除したくてたまらなく感じる、といったことがあります。その感じ方の差を埋めるのも、矯正するのも、たぶん無理。感じ方は、1人1人特有のモノで、理屈とか、優劣とか、良し悪しじゃないです。

中山:ということは、自分にぴったりマッチする異性を見つけるのは、非常に困難になりますね。

近藤:ぴったりマッチする相手なんて、どこにもいないですよ。自分にマッチするような異性を品定めしていたら、たぶん一生結婚できない(笑)。意見の食い違い、考えの相違は当然あるものとして考えますよ。そこはお互い様ですよ。

中山:割り切る部分と、こだわる部分を自分中でハッキリさせておくわけですね。

近藤:そういうことになりますね。もし「自分に相応しい人=自分の価値観、感じ方に完全同意してくれる人」と定義したら、一生結婚なんてできないでしょうから。

中山:そういえば私も、いまだに妻との間に違いを発見してしまいます(関連記事)

近藤:若干、古風な話になってしまったような気もしますが、そこは私の精神年齢がオッサンだからということで、勘弁してください(笑)。

中山:いえいえ。私も勉強になりました。本日は、貴重なお話をありがとうございました。

取材を終えて

 近藤さんのお話、いかがでしたか? 箸のマナーや、親の作法を観察するくだりでは、「けっこう細かい好みがあるのかな?」と感じたのですが、それ以外は、ほぼ「気にしない」と「なんとかなるでしょ」ばかりで意に介さないといった風で、肩透かしを食ったようでした。「え、本当ですか?」「そこは気にしたほうがいいんじゃないですか?」と、何度も聞き直してしまうくらいでしたね。

 質問を重ねていくと、正確には「気にならない」のではなく、「気にしていたら、やっていけない」という達観した部分があったようにも感じられました。また、記事中には書きませんでしたが、近藤さんの以下の言葉が印象的でした。

 「万全を期したにも関わらず、結婚がうまくいかなかったら? だったら、別れればいいんじゃない。別れてダメってルールはないんだから。別居も選択肢だと思う。一定期間を置いて、また寄りを戻したってかまわないんじゃないかな。なんでもかんでも絶対うまくいく、なんて過度な期待はどうかと思うよ」――。

 “万事を尽くして天命を待つ”的な、会社経営者ならではの意見だったのかな、と個人的には感じたのですが、そのことは次回お会いしたときに確認してみようと思います。

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