経済指標の発表から景気回復鈍化が懸念されて大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年06月02日 08時56分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 9600円台半ばから9700円台前半が節目となっているのですが、シカゴ市場(CME)の終値(9560円)である、9500円台半ばが下値目処となり、9600円台半ばが上値目処となりそうです。9500円半ばを割り込むと9500円前後まで下落となるのでしょう。

本日の注目点

◇1〜3月期の法人企業統計調査〔速報値〕(財務省、8:50)

◇5月のマネタリーベース(日銀、8:50)

◇6月の日銀当座預金増減要因見込み(8:50)

◇ファストリ(9983):5月の国内ユニクロ売上高発表

◇米新規失業保険申請件数(週間)

◇1〜3月期の米労働生産性指数(改定値)

◇4月の米製造業受注額

◇米エネルギー省の石油在庫統計(週間)

◇5月の米小売り各社の既存店売上高

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1380万株

買い  1420万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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