リビングでラジコンヘリ、そしてラジコン戦車バトル

» 2011年06月15日 21時05分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 京商は、ライトユーザー向けに展開している「KYOSHO EGG(京商エッグ)」に、大人向けの「ゴールドラベル」を新設した。第1弾はジャイロセンサーを搭載する室内用の小型ラジコンヘリコプター、第2弾は赤外線によるバトルモードを備えるラジコン戦車だ。

 京商エッグは、2010年4月から子どもやライトユーザー向けに展開する低価格商品群。量販店などでも取り扱い、アクションが楽しめるトイラジコンとして、同社が得意とするコレクター向けダイキャストモデルや競技用ラジコンとは一線を画したモデルだ。

 今回発表されたゴールドラベルは、既存の京商エッグとマニア向け製品の中間に当たるプレミアムライン。モデルとしても細かなディテールを再現しつつ、アクショントイとしても大人が楽しめる高性能・多機能な商品となった。

ジャイロセンサー搭載で簡単に操縦できるラジコンヘリ

 第1弾は、軍用ヘリコプターのフォルムやミサイル、ガンポッドなどの兵装をリアルに再現した室内専用の「ミリタリーヘリコプター HD-1」「同HD-2」の2種。価格は6090円。

京商 ミリタリーヘリコプター(出典:京商)

 操縦が難しいと思われがちなラジコンヘリだが、ジャイロセンサーを搭載しているため簡単に上昇・下降、前進・後退、左右旋回を楽しめる。また、ノーズ部分にはLEDライトを内蔵し、前方を照らしながらフライトすることも可能。

 サイズは、HD-1が約205×50×80×180ミリ(全長×全幅×全高×メインローター径)、HD-2が約190×70×80×180ミリ、重量はどちらも約35グラムだ。2系統の赤外線信号を装備しているので、2機同時飛行も可能。使用電池は単三形アルカリ乾電池6本だが、専用USBケーブルを使ったPCからの充電にも対応する。

京商京商 HD-1とHD-2(出典:京商)

赤外線バトルモードでアツイ「バーチャルタンク」

 第2弾は、ラジコン戦車「バーチャルタンク レオパルト」と「バーチャルタンク エイブラムス」をラインアップ。価格は1万1550円。

京商 バーチャルタンク(出典:京商)

 細部まで精密に再現した車体に、エンジン音や主砲発射音を再現するサウンドエフェクトシステムを搭載する。主砲を発射すると砲管と車体がバック(リコイルバック)するといった細かいギミックもうれしい。また、前進・後退、左右旋回などの基本動作や砲塔回転、砲管上下だけでなく、左右のキャタピラを逆方向に回転させて、その場で車体の向きを変える超信地旋回も可能だ。

 レオパルトとエイブラムスを1対そろえると、赤外線を使ったバトルモードが楽しめる。敵戦車に命中すると揺れと音で被弾を再現、6発被弾した戦車は爆発音とともに約30秒間“沈黙”する。

 サイズは、レオパルトが約280×105×75ミリ(全長×全幅×全高)、エイブラムスが約290×105×70ミリ、重量はどちらも約365グラムだ。本体用に単四形アルカリ乾電池4本と、コントローラー用に単三形アルカリ乾電池8本が必要。

京商京商 レオパルトとエイブラムス(出典:京商)

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