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» 2011年06月16日 12時00分 公開

広告だけじゃない! オフィス向けやソーシャル連携も――デジタルサイネージアワード 2011(2/3 ページ)

[堀内彰宏,Business Media 誠]

鉄道関係のデジタルサイネージが上位にランクイン

 ゴールド賞に次ぐシルバー賞では、JR東日本ウォータービジネスとピーディーシーの「デジタルサイネージを活用した次世代自販機」、JR西日本コミュニケーションズの「大阪駅デジタルサイネージ」、シャープの「18面デジタルサイネージ」と、鉄道関係のデジタルサイネージが3作品並んだ。

 「デジタルサイネージを活用した次世代自販機」の特徴は、利用者が自販機に近付くだけで性別や年齢を自動解析し、その属性にマッチした飲料を液晶画面でおススメするというレコメンド機能。従来は不可能だった、どの飲料をどんな年代・性別が購入しているかというマーケティングデータが取得できるため、品揃えに生かすことができる。2010年8月にJR品川駅で運用を始め、現在ではJR東京駅やJR池袋駅など、JR東日本管内の主要駅に50台を設置している。

JR東日本ウォータービジネスとピーディーシーの「デジタルサイネージを活用した次世代自販機」。「マーケティングデータなど販促面をおさえた上で話題性も獲得できたのは秀逸」といった投票コメントがあった

 「大阪駅デジタルサイネージ」は、リニューアルしたJR大阪駅構内に98面もの液晶ディスプレイを新設した試み。既存のシステムと合わせて、127面のデジタルサイネージを広告媒体として展開している。また、首都圏のサイネージと連動することで、東京・大阪共同で情報を発信することや、緊急時の災害情報一斉配信も行える。

JR西日本コミュニケーションズ「大阪駅デジタルサイネージ」。ちなみに同駅に配置されたコンシェルジュはiPadを使って利用客への案内などにあたっている

 「18面デジタルサイネージ」は、シャープがJR東京駅八重洲中央口改札内に2010年10月から設置している大型デジタルサイネージ。60V型液晶ディスプレイを縦3面×横6面の計18面設置、330インチの大画面で人々の目を引きつけている。隣り合うディスプレイ間のフレームが6.5ミリと、つなぎ目が目立たないことも特徴となっている。

シャープ「18面デジタルサイネージ」。「18面のデジタルサイネージでの表現は圧巻で広告の未来を感じる。いつかフレームのない液晶ができるのではと期待している」といった投票コメントがあった

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