どうする? 夏のボーナスの使い途(3/4 ページ)

» 2011年06月18日 16時19分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 2011年、節電の夏を乗り切るために注目されているのが扇風機だ。おりしも政府が「エアコンを止めて扇風機を使うことで使用電力を50%削減できる」と推奨したこともあり、電器店の店頭は扇風機の大売出し状態になっている。

 一般的なものから、PCのUSBポートに接続する卓上タイプまで百花繚乱となった扇風機市場。ここでは、独自路線を歩む高級扇風機をピックアップしてみよう。

羽根のない扇風機で独自

ボーナス タワーファンとフロアーファン(出典:ダイソン)

 高級扇風機の走りといえば、ダイソンのエアマルチプライアー。羽根のない扇風機として一躍有名になった「テーブルファン」のほかに、現在では「タワーファン」と「フロアーファン」もラインアップ。

 タワーファンは、約1メートルの高さの縦長形状のリングから、吸い込んだ空気の16倍の風量を生み出す。マグネット式のリモコンは本体上部に留めておけるのもうれしい。サイズは1007×250×250ミリ(高さ×奥行き×幅)で、価格は5万4000円。

 一方、フロアーファンは一般的な扇風機と同じスタンドタイプ。スタンド部分にスプリングを採用し、留め具なしで高さが簡単に調整できるようになっている。こちらは、吸い込んだ空気の18倍の風量を生み出す。サイズは1408×280×450ミリで、価格は5万4000円。

お問い合わせ:

話そうダイソンお客様相談室 tel.0120-295-731


消費電力3ワットで大人気「GreenFan2」

ボーナス GreenFan2(出典:バルミューダ)

 バルミューダの「GreenFan2」は、最弱運転時の消費電力がわずか3ワット。これは、一般的な扇風機の弱運転の約10分の1という数字だ。最強運転にしても17ワットなので、まさに省エネ扇風機といえる。

 GreenFanが高く評価されるのは節電だけではない。それは、1枚のファンに、大小サイズの異なる2種類の羽根を組み合わせたことで、自然な風を送り出せる点。また、創業時から「世界一格好いいメーカーを作ろう」という思いのもと、デザイン性の高い商品を開発してきた。

 サイズは330×320×867ミリ(幅×奥行き×高さ、卓上用の高さは467ミリ)。中間ポールでトールサイズとショートサイズの両方に対応する。価格は3万4800円。同社Webサイトでは、最弱運転モードで最大10時間稼働できるモバイルバッテリー「minigorilla」の別注カラーモデルも販売している。

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