ストーカーに付きまとわれたり、迷惑な隣人が出てきたり。また、近隣地が荒廃してきたとか、そういう時に引っ越すのが大変です。
特に、隣人が時々テレビで報道されているような迷惑おばさんだったり、向かいの一戸建てに庭にがらくたを大量に集めるようなおじさんが出現したら、引っ越そうにも借り手さえ見つかりません。
ローンが残っている不動産で、「貸せない。だから住み続けるしかない」という状況でこれは、かなり厳しいですよね。大きなリスクです。
形あるものは必ず壊れます。大地震が買った翌日に起こるかもしれません。地震保険でもすべてが補償されることはごくまれです。
「人生で初めてコレを買った」という場合、その購入の選択はたいていほろ苦いものです。人生で初めて自分で選んだ服、靴、クルマ、パートナー、仕事……。だいたい間違っていませんか?
最初の購入では自分がホントは何が欲しいのか、何に気を付けて選べば良いのか、なかなか分からないものなんです。不動産だって本当は「3軒買って初めて分かる」のかもしれません。
メリットの反対です。一度なにかあれば、近隣の人はいつまでも「あの家は昔……」と言い続けます。また、気の合わないご近所の人がいても、将来を考えればあからさまな喧嘩はできません。嫌々ながら付き合っていくしかないのです。その点、賃貸なら引っ越して逃げ出すのも簡単です。
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