「現在、自分は幸せだ」と感じている人はどのような間取りに住んでいるのだろうか。幸せだという人に家の間取りを聞いたところ「4LDK」(86.0%)が最も多く、次いで「2LDK」(84.1%)、「3LDK」(83.3%)であることが、ハイアス・アンド・カンパニーの調査で分かった※。一方、不幸だという人にも聞いたところ「2DK」(48.9%)が最も多く、以下「1K」(44.6%)、「3DK」(31.3%)と続いた。
この結果について、ハイアス・アンド・カンパニーは「“幸せな人の間取り”トップ3すべてが、リビングとダイニングがある間取り。誰かと一緒にくつろいだり、食事をしたりする空間がないと、部屋数があったとしても幸せを感じにくいのかもしれない」とコメントした。
未既婚別にみると、既婚者で“幸せな人の間取り”は「1LDK」と「4K」が同率でトップ。次いで「4LDK」という結果に。一方、“不幸な人の間取り”は「1R」が最も多く、次いで「1K」「2K」と続いた。「部屋数の少なさは幸せから遠ざかることとと相関関係があるようだ」(ハイアス・アンド・カンパニー)
また未婚者で“幸せな人の間取り”は「2LDK」「3LDK」「1R」を挙げる人が多く、一方の“不幸な人の間取り”は「4K」「2K」「3K」が目立った。
間取りが原因で夫婦げんかをしたことがある人はどのくらいいるのだろうか。この質問に対し、既婚者の13.2%が「ある」と回答。
また夫婦げんかをした原因を聞いたところ「収納不足」(14.5%)を挙げる人が最も多かった。夫の所有物が共有スペースなどにもあふれかえっていることを不満に感じている妻は多いようで「夫のガラクタが部屋に入りきらない」といった声もあった。このほか「トイレ関連(取り合い、においなど)」(14.1%)、「狭さ」(13.6%)と続いた。
インターネットによる調査で、既婚・未婚の男女2381人が回答した。調査期間は7月22日から24日まで。
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