あなたは社会人になって1年目で、手取りでどのくらいの給与をもらいたいですか? 現在大学4年生(大学院2年生を含む)の学生に聞いたところ「20万円以上〜25万円未満」(47.1%)と答えた人が最も多かったが、前年比2.5ポイントの減少。その一方で「15万円以上〜20万円未満」(33.9%)が同3.7ポイント増と、前年より金額が減少傾向にあることが、毎日コミュニケーションズの調査で分かった。
社会人になったら月にいくら預貯金したいかを聞いたところ「5万円以上〜7万円未満」(20.1%→22.7%)、「7万円以上〜10万円未満」(7.6%→9.3%)、「10万円以上」(5.3%→8.9%)がいずれも増加し、これを合計すると前年比7.9ポイント増の40.9%。また、その傾向は初任給の使い道にも表れており、現時点で考えている初任給の使い道は「預貯金」(86.4%)が最も多く、8割を超えた。
預貯金する目的を聞いたところ「結婚資金のため」(23.3%)が最も多く、前年比で1.4ポイント増加した。次いで「なんとなく」(18.0%)、「不測の事態(病院・入院)に備えて」(16.0%)と続いた。また社会人になってお金をかけたいものも、「預貯金」(62.0%)がトップ。こうした結果について、毎日コミュニケーションズは「学生の『質素倹約』という価値観が浮かび上がってきた。親世代の金銭的な事情や彼らが生まれてからの時代背景など、さまざまな経済的要因がこの価値観をつくり上げているものと思われる」と分析した。
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