仕事ができるかどうか、ナニで決まる?できる人の脳が冴える30の習慣(3/3 ページ)

» 2011年10月13日 11時50分 公開
[米山公啓,Business Media 誠]
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 脳というのは、「なぜそうするか」がはっきりしていないと、その方向へ働かないのです。「なぜ仕事をするのか」がはっきりしていると、脳の中で意欲が湧いてきます。

 その理由は人によって違っていいのです。金、出世、名誉、なんでもいいのです。

 その動機付けができれば、脳はそれを達成するために、神経回路を変化させますから、効率よく仕事ができるようになるのです。「冴える脳」ができてくるのです。

 さらに、仕事をやり遂げることが快感になってくると、早く仕事を終わらせることに意味が出てきます。

 大きな仕事ができる人、早く仕事が終わる人は、自分がもっとも面白いと思える動機を探せた人、ともいえます。

 もう一度、自分が何をやりたいのか、なぜやりたいのかを確認してみましょう。

米山公啓(よねやま・きみひろ)氏のプロフィール

1952年山梨県生まれ。聖マリアンナ医科大学医学部卒業。同大学の助教授として研究と教育を続けた後、1998年2月執筆活動に専念するため退職。現在は、米山医院などで医師業を続けつつ作家活動を行っている。『もの忘れを防ぐ28の方法』(集英社文庫)『もの忘れを90%防ぐ法』(三笠書房)などをはじめ、10万部を超えるベストセラーを多数出版。


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