慶應義塾大学商学部卒、ワシントン大学留学。消費財の海外マーケティング、インターネットマーケティングを得意とし、ソニー、アマゾンドットコムなど複数のグローバル企業で常に日本文化と海外文化の狭間に立ってきた。
仕事、プライベートで海外40都市以上に居住+旅行する大の海外好き。現在は世界最大のオンライントラベル会社エクスペディアの東アジアのマーケティング責任者で、旅行癖がさらに加速中。
夏休みや9月の連休も終わり、「次の旅行はいつにしようか」と思っている人も多いはず。カレンダーを見ると、11月には11月3日(文化の日、木曜)と11月23日(勤労感謝の日、水曜)の2回の祝日がある。祝日を含めて平日に有休を2日取れれば、短いながらも5日間の連休となる。
短い期間ではあっても、都心からのアクセスに優れた羽田空港発のフライトを上手く活用すれば、海外旅行も存分に楽しめるだろう。そこで、この連休にオススメの海外旅行のプランと、短期間でも思う存分旅行を楽しむためのコツを紹介しよう。
2010年10月、32年ぶりに国際定期便が就航したことで、大きな話題となった羽田空港。現在羽田から飛べる渡航先にはどんな場所があるのだろうか。
米国はニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、デトロイト(来年4月25日まで運休予定)、ハワイ。欧州はパリ(フランス)、ロンドン(英国)。アジアはソウル(韓国)、北京、上海、香港(いずれも中国)、バンコク(タイ)、シンガポール、台北(台湾)、クアラルンプール、コタキナバル(ともにマレーシア)と、多種多彩だ。
首都圏でこれまで国際線が発着していた成田空港と比較して、羽田空港の方が都内からは抜群にアクセスがいい。
例えば東京。東京モノレールのモノレール浜松町駅や、京急電鉄の品川駅からは、どちらも最短13分で羽田国際線ターミナルに併設されている駅に到着する。成田空港は、JR東京駅から成田エクスプレスに乗った場合、最速でも約1時間かかることを考えると、その利便性は一目瞭然だ。
また、羽田空港は短期の海外旅行に好都合。なぜなら、アジアやハワイといった短期間で行きやすい旅行地ほど便数が充実しており、加えて、フライトスケジュールも、東南アジアの場合は都内に勤務しているビジネスパーソンにはうれしい22時以降に羽田空港を出発する深夜便が設定されており、会社帰りにそのまま海外旅行へと出かけることも可能だ。移動時間が短いという利点に加え、祝日の前後に有給を1日ずつ取る、もしくは祝日の前後に有給を2日取れれば、めいいっぱい海外旅行を楽しむことができるというわけだ。
さらに、深夜便を使った場合は、現地の到着が早朝になるので、機内でしっかり休んでおけば、朝から有意義に活動できる。
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