「女性に生まれてよかった」と思っている人はどのくらいいるのだろうか。20歳以上の女性に聞いたところ「生まれ変わっても女性に生まれたい(絶対に+どちらかとえいば)」と答えたのは59.2%、「男性に生まれ変わりたい」は15.0%。
全体的に「女性のほうがいい」と考えている人が多いが、未婚・既婚別では差がうかがえた。「生まれ変わっても女性に生まれたい」という未婚者は51.5%に対し、既婚者は63.0%。「結婚や子育てを通じて、“女性の良さ”を実感するケースが多いのだろう」(明治安田生活福祉研究所)としている。
仕事上の処遇で「女性は不利だなあ」と感じたことがある人はどのくらいいるのだろうか。正社員として働く人に聞いたところ「ある(よく+たまに)」という人は64.1%に対し、「ない」は8.3%にとどまった。
多くの人は処遇の格差を感じているようだが、その一方で「昇進を希望しない」という人は57.4%。自分の仕事ぶりを10点(満点)と自己評価する人でさえ、55.6%が昇進を希望していないことが分かった。「多くの女性にとって、仕事での成功・地位の優先順位は高くないようだ」(明治安田生活福祉研究所)
インターネットによる調査で、20〜59歳の女性2579人が回答した。調査期間は8月30日から31日まで。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング