外国人は「日本ブランド」について、どのようなイメージをもっているのだろうか。米国、英国、中国に住んでいる人に聞いたところ「よいイメージがある(信頼できる+安全+高品質+スタイリッシュ+親しみやすいの平均値)」と答えた人は震災前が50%に対し、震災直後の4月が38%、10月が39%という結果に。日本ブランドは震災後から大きな変化はなく、依然としてイメージ毀損したままであることが、インターブランドジャパンの調査で分かった。
日本製品に対する不安要因を聞いたところ、全体では「放射性物質に汚染されている」(50%)と答えた人が最も多かった。放射性物質に不安を感じている人を国別にみると、中国72%→72%、米国47%→50%、英国27%→27%だった。「震災から半年経った現在においても、いまだイメージの回復が確認されない状況が続いている」(インターブランドジャパン)
日本の震災情報で、どのメディアが最も信頼できますか? この質問に対し「「テレビ」(52%)と答えた人が最も多く、次いで「Webサイト」(23%)、「新聞」(13%)という結果に。「テレビ」と答えた人を国別でみると、米国と英国ではいずれも56%だったが、中国では44%。
また「Webサイト」と答えたのは、米国が19%、英国が16%と2割を切っていたのに対し、中国では35%。さらにFacebookやTwitterなどの「SNS」と答えたのは中国が9%で最も多く、米国と英国ではそれぞれ2%にとどまった。
米国、英国、中国に住む20〜50代の男女329人が回答した。調査期間は10月20日から25日まで。
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