生きていく上で欠かせないお金。雇用状況の変化で割を食っているとされる現代の若者は、どのようにお金と付き合っているのだろうか。
アメリカン・エキスプレスの調査によると、クレジットカードを持つ20代の男女に「お金をかけたい消費行動」を尋ねたところ、男性のベスト3は「貯金」「趣味(インドア系)」「食費」だったが、女性では「ファッション」「旅行・レジャー」「交際費(友人や職場の仲間)」と傾向が異なっていることが分かった。
アメリカン・エキスプレスでは「女性はコミュニケーションを重視する外向き消費、男性は自身のために消費する内向き消費の傾向があるようだ」とコメントしている。
家計の収支管理状況を聞くと、「何らかの形で家計を管理している」が82.3%とほとんどの人が管理しているようだ。
管理方法について詳しく尋ねると、最も多かったのは「銀行口座の残高を把握している」で57.0%。以下、「財布の中の現金を把握している」が46.0%、「クレジットカードの利用明細をとっておく」が31.0%、「レシートをとっておく」が25.5%、「ノートや手帳などに手書きで家計簿を付けている」が20.4%で続いた。また、PCや携帯電話などデジタル機器を使用して収支管理をしている割合は31.0%と、3人に1人ほどが行っているようだ。
ちなみに何らかの形で家計管理している人では月に3万4739円貯金しているのに対し、家計管理をしていない人では2万8918円にとどまっており、5821円もの差が付いていた。
インターネットによる調査で、対象はクレジットカードを持っている首都圏在住の20代未婚の大学生(3年生以上)と社会人。調査時期は2011年12月6日から11日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング