公平を期すため、試飲は商品名を明かさずにブラインドで行った。試飲に参加したのは、吉岡綾乃Business Media 誠編集長と鷹木創誠Biz.ID編集長、筆者の3人。
吉岡は「昔は飲めなかったけど、最初の1杯はビールを頼むようになった」というライトドリンカー代表、鷹木は「体の3分の2くらいはアルコールでできている」というヘビードリンカー代表、筆者は「飲み会では基本的にウーロン茶しか飲まない」というノンドリンカー代表という位置付けである。
実際にそれぞれを飲んで、「全然味が違う。ビールっぽい味もあれば、ちょっとビールとは違うと感じるものもある」と驚く吉岡。ヘビードリンカー代表の鷹木も「意外と飲めるじゃん。口当たりはちょっと違うかもしれないけど、のどごしは似ているかもしれない」とコメントする。
各人0〜3点の範囲内で、それぞれのビールを採点した結果が次表である。点数を合計すると、アサヒ ドライゼロが7点、キリン フリーが4点、オールフリーが6点、サッポロ プレミアムアルコールフリー ブラックが2点で、アサヒドライゼロが一番人気となった。
アサヒ ドライゼロ | キリン フリー | オールフリー | サッポロ プレミアムアルコールフリー ブラック | |
---|---|---|---|---|
吉岡 | 2 | 1 | 3 | 1 |
鷹木 | 3 | 2 | 1 | 0 |
堀内 | 2 | 1 | 2 | 1 |
合計 | 7 | 4 | 6 | 2 |
トップのアサヒ ドライゼロについては、「麦汁ではなくて、大豆ペプチドを使っているけど一番ビールっぽかった」(鷹木)、「一番ビールを飲んでるっぽい感じだった」(堀内)。キリン フリーは「炭酸が強くて、ビールらしく楽しめた」(鷹木)、オールフリーは「飲んだ感じが軽い。炭酸が強いのが好きなので、弱かったのがマイナスポイント」(鷹木)、サッポロ プレミアムアルコールフリー ブラックは「酸味が強かった」(吉岡)ことが点数を獲得できなかった理由になったようだ。
まだ生まれたばかりとあって、年々進化しているビールテイスト飲料。これからどんな商品が出てくるか楽しみなところである。
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