7月27日に開幕したロンドンオリンピック。それほど盛り上がっていないという声もあったが、始まってみるとサッカー日本代表の活躍などでテレビの視聴率も好調であるようだ。
オリンピック開幕直前に行ったビデオリサーチの調査によると、ロンドンオリンピックについて「楽しみにしている(とても楽しみにしている+まあ楽しみにしている)」割合は66.2%。1カ月前に調査した時の割合(65.8%)とほとんど変わらないが、年代別に見ると40代(1カ月前67.2%→64.9%)や50代(同77.5%→73.9%)ではやや減少していたが、30代では1カ月前の55.4%から62.9%へと7.5ポイントも上昇していた。
「注目している競技」では、「競泳 男子平泳ぎ(北島康介選手)」が67.8%でトップ。以下、「女子サッカー(なでしこジャパン)」が61.0%、「体操 男子個人総合(内村航平選手)」が57.8%で続いた。
この1カ月で注目度が大きく増した競技(選手)を見ると、「体操 男子種目別(内村航平選手)」が1カ月前の37.9%から49.8%へと11.9ポイント増でトップ。以下、「体操 男子個人総合(内村航平選手)」が11.5ポイント増(46.3%→57.8%)、「体操 男子団体」が9.4ポイント増(34.9%→44.3%)、「女子ウエイトリフティング(三宅宏実選手、八木かなえ選手)」が6.9ポイント増(4.1%→11.0%)で続いた。
ビデオリサーチでは「内村選手に関するテレビの露出量が、アンケート直前の1週間で大きく増えており、その接触が要因になっていると考えられる※」とコメントしている。
インターネットによる調査で、対象は15〜69歳の男女1114人(1か月前調査は1095人)。調査期間は6月22〜24日と7月23〜24日。
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