自分ならではのクルマ選びをしませんか? 時代は革靴からスニーCARへこれからのことがよく分かるコラム(2/4 ページ)

» 2013年02月13日 08時00分 公開
[後藤貴功,Business Media 誠]

“スニーCAR”のポイントは6つ

 ということで、前置きが長くなりましたが、今回は、そんな“スニーCAR”をいくつか紹介したいと思います。ポイントは、以下の6つ。

  • 自分1人で乗っても持て余さないサイズ
  • クルマとしての実用性はきっちり確保
  • 自分のお気に入りになりうる愛着が持てるデザイン
  • ファーストカー足りうる走行性能&燃費性能
  • いざとなれば大人4人が移動できる居住性
  • 趣味やレジャーに使える多様性(積載性)

 上記に加えて、中古車的“お得”観点も踏まえながら紹介していきましょう。

 まずはこういうトレンドを明確に捉えて大ヒットしているのが、ホンダの「N BOX」。軽自動車としては比較的高価なクルマで、新車では126万〜178万円ほどします。広い室内空間と必要十分な走行性能を持ち、その使い勝手の多様さは群を抜いています。誰のどんなニーズにも答えてくれる懐の深さで、結果として男女問わず20代から70代まで幅広いドライバーに受け入れられました。まさにスニーCAR的クルマの代表格です。

 そんなN BOXも発売から1年が経ち、中古車情報を紹介するカーセンサーnetでの掲載台数も600台を超えてきました。今年の1月下旬から急速に流通量が増えており、まさに今、いろいろ比べて選べる状況になりつつあります。走行1万キロ以下の程度の良い中古車が中心で平均価格は140万円弱といったところです※。

※以下、中古車の台数や価格はカーセンサーnetで調べたものです(2月5日現在)
ホンダの「N BOX」
「N BOX」の中古車相場

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