「女性の活用」の雲行きが怪しくなってきたら今度は、内閣府が、結婚相手を探すため地域で開かれる「婚活イベント」にカネを出すことを検討しているとか言い出した。
お見合いパーティに一度でも出たことがある人なら分かると思うが、あの手のものは男の年収と条件を女性側が見極める「品評会」みたいなもんだ。「街コン」を繰り返せば経済が活性化されるというが、収入の少ない若い男たちにデート代だ、プレゼント代だとカネを吐き出させてどうする。男女の“経済的ギャップ”が埋まらない限り、しょうもない自治体イベントに血税がムダに使われるだけだ。
アベノミクスの本番が始まっていないというのに、どうも時計の針を戻したい人たちがいるようだ。
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