“スメハラ”蔓延で「無臭男子」がモテる?(1/2 ページ)

» 2013年10月31日 13時41分 公開
[産経新聞]

 セクハラ、パワハラ、マタハラ……、オフィスにおける“ハラス”が続々と出現するが、最近知ったのは「スメハラ」。通称スメハラはスメルハラスメントといい、体臭などのニオイで周囲に不快感を与えることだそうだ。また、「オフィスでは“無臭男子”がモテる!?」という調査結果もあり、「ハラスメント」同様「○○男子」という言葉も氾濫している。

口臭、汗のニオイ、加齢臭

 加齢臭対策の商品などを手がけるブラシナ(東京都品川区、本店・愛媛県)が、都市部に住む男女600人を対象にアンケートを実施したところ、スメルハラスメントという言葉を知っている人は約27%と認知度は低い。しかし、スメハラの言葉は知らなくても、オフィスや職場で他人のニオイが気になると回答した人が約80%もいた。もっとも気になるのは、口臭、汗のニオイ、加齢臭……という結果だった。

 また、どんなニオイの男性が好ましいかという質問に対しては「無臭であること」が80%近くと、デオドラント製品や香水のニオイを大きく引き離し支持された。逆に香水などの香りは約半数が「気になる」と答えている。香水やポマードの香りがぷんぷん漂ってくる男性はちょっと……ということなのだろう。

イラスト・松原知美
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