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» 2014年01月23日 11時00分 UPDATE

“新ブラック企業”も増加中:あなたの会社はブラック企業? チェックリスト付き (2/2)

[Business Media 誠]
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“新ブラック企業”が増えている

 一般的に「ブラック企業=従業員を辞めさせる(辞めさせたい)」という構図があると思うが、数年前から真逆の企業が増えてきている。つまり、従業員を辞めさせるのではなく、辞めさせないのだ。何らかの事情で辞められないのをいいことに、嫌がらせをする“新ブラック企業”が増えてきているという。

 例えば「誓約書にサインしているから、会社を辞めることはできない」「お前が辞めることで、会社は損害をこうむる。損害賠償を払え!」など、辞めさせない理由はさまざま。なぜ新ブラック企業はこうした理由を付けてまで、従業員を辞めさせたくないのだろうか。「(辞めさせたくない人は)会社にとって使い勝手のいい人材、まだまだこき使えると判断されているのでしょう。ブラック企業で働く人は、信じられない労働環境で働かされているので、転職活動をする時間がありません。そうしたことを見越して辞めさせず、従業員が退職を諦めることを狙っているのです」(岩沙氏)

 現在働いている会社はブラック企業かもしれない。転職をしようと思っているけど、そこがブラック企業かもしれない。そもそもブラック企業かどうかをどうやって見極めればいいのか――。そんな人向けに、岩沙氏が「ブラック企業度チェックリスト」をまとめたので、ぜひ確認してほしい。

ブラック企業度チェックリスト

内容
(1) 残業しているのに、残業代が支払われたことがない
(2) 毎月80時間以上の残業が当たり前だ
(3) 休憩時間がない。または取れて10分程度だ
(4) 休日返上が珍しくない。そもそも休日がいつなのか分からない
(5) 有給休暇がない。またはあっても使わせてくれない
(6) 会社の経費が清算できずいつも自腹をきっている
(7) 社会保険がない。しかも加入しているか聞いたらはぐらされる
(8) 時給換算してみたら給料が最低賃金以下だった
(9) いくら残業しても一定額しか残業代がつかない
(10) 年がら年中、求人広告が出ている
(11) 求人広告の契約内容と実際の給与が違っていた
(12) タイムカードがない。または勝手に押されている
(13) うつ病、ノイローゼで会社に来れなくなった人がいる
(14) 激務すぎて眠れないことが多い
(15) 労働組合、就業規則が探しても見つからない
(16) 入社してすぐ管理職になったが、手当てはいっさいない
(17) 経営者のどうでもいい私用に社員を駆り出すのが当たり前だ
(18) 社内の壁に「死ぬまで働け」という標語が貼ってある
(19) パワハラ、セクハラが日常茶飯地である
(20) 系列会社や子会社がやたらと多く、事業内容すらよく知らない
(21) 何か事件が起こると社名を変更する
(22) 洗脳まがいの研修やシゴキ研修がある
(23) オフィス内で「殺すぞ」という怒号が飛び交っている
(24) 暴力が横行している
(25) 役職者が社長の親族でがっちり固められている
(26) 「この仕事向いてないんじゃない?」と辞めるよう遠まわしに言われる
(27) 退職させてくれない。または「辞めたい」といったら「損害賠償を請求する」と脅された
(28) 辞めた社員に離職票など必要な書類をいっさい渡さない
(29) 平均年齢がやたらと若い
(30) 入社3年以内の離職率が高い
※上記のブラック企業度をチェックして、該当が0の会社は「ピュアホワイト」、1〜9個は「グレーゾーン」、10〜14個は「ダークグレー」、15個以上は「ザ・ブラック」。


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