世界一美しいスターバックスでコーヒーを飲んでみた編集長ヨシオカのドバイレポート(1/3 ページ)

» 2014年02月13日 08時00分 公開
[吉岡綾乃,Business Media 誠]

 先日、中東でもっとも栄えている国の1つ、ドバイへ出張に行ってきた。ドバイはアラブ首長国連邦の1つだが、オイルマネーではなく、観光・金融・貿易をメイン産業として急速な発展を続けている。「中東の香港」とも言われるゆえんだ。

 そんなドバイは、たくさんの「世界一」があることでも知られている。今回はドバイにある「世界一美しいスターバックス」でコーヒーを飲んできたお話を。

そのスタバは「イブン・バットゥータモール」にある

 ドバイの市内を北東から南西に結ぶドバイメトロ。その終点近くにある「イブン・バットゥータ」という駅前の巨大ショッピングモール「イブン・バットゥータモール」に、そのスタバはある。

 イブン・バットゥータと聞いてピンとくる人もいるだろう。そう、14世紀モロッコ生まれの大旅行家、『大旅行記』を著したイブン・バットゥータの名を冠したショッピングモールなのだ。

 そんなわけで、このショッピングモールには彼が旅をした(かもしれない)さまざまな国の意匠が凝らされている。メトロの駅を降りて、最初に入ったエジプトゾーンはこんな感じだ。

エジプトゾーンの外観
内装もこんな感じ。とってもエジプト!

 他のゾーンもそれぞれに趣向が凝らされており、まったく違う内装で見ているだけで楽しい。

。モールの中にはイブン・バットゥータ「大旅行記」にまつわるさまざまな展示があり、買い物をしない人でも楽しめる。写真はイスラムの天文学についての展示
こちらはチュニジアゾーン

赤く華やかな中国ゾーン

 華やかな赤い天井は中国ゾーン。大きな広間にはこれまた大きな船が展示されており、その横のIMAXシアターでは地元の人々が最新のハリウッド映画を楽しんでいる。中国ゾーンにもスターバックスがあったが、中をのぞくと普通の店内。どうやらこれは、世界一美しいスタバではなさそうだ……。

中国ゾーンの大広間
中国ゾーンのスターバックス。外側は派手だが、中は普通のスタバ

 イブン・バットゥータモールには3カ所のスターバックスがあるのだが、くだんの「世界一美しいスタバ」は、ペルシャゾーンにあるのだ。

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