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世界渡航先ランキング、トップは「ロンドン」

» 2014年07月09日 17時59分公開

[Business Media 誠]

　MasterCardは7月9日、「世界渡航先ランキング」を発表した。調査対象132カ国中、ロンドンが3度目のトップに。昨年トップだったがバンコクは、2位となった。

　同調査によると、2014年にロンドンを訪れる海外渡航者数は、前年比8％増の1869万人と予測。昨年トップだったバンコクは1642万人という予測となり、今年2位に落ちたものの、アジア地域では首位を維持した。

　東京は19位で、2014年の渡航者数は前年比6.5％増の見込み。また大阪は37位で、同14.5％増と予測している。「2013年（東京23.9％、大阪39.0％）と比較すると増加率は鈍化したものの、景気が復調し、さらに日本政府による外国人旅行者の訪日促進策が寄与したことで、プラスを維持した」（MasterCard）

世界渡航先ランキング（出典：MasterCard）

　海外旅行者数または渡航先での消費額は急速に伸びており、過去5年間でそれぞれ51.7％、40.9％増加した。この数字は、世界の実質GDPの過去5年間の成長率15.8％を大幅に上回っている。この結果について、MasterCardのユワ・ヘドリック-ウォン経済顧問は「海外出張や、ますます増加している中間層において、空の旅に対する根強い需要と関心が引き続きみられる」とコメントした。

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