今回のコンテストでアジア最優秀醸造元にも認定された西酒造の西陽一郎社長は「『本格焼酎』が日本の國酒(こくしゅ)として、世界中の人々に認定され、親しまれるきっかけになることはこの上ない喜びである。今後も『おいしい』と感じていただける焼酎をお届けできるよう、焼酎造りに精進する」と語った。
焼酎ブームは1990年代からひそかに始まって、2000年代に入って加速。本格焼酎が市場をけん引し、ブームは2000年代後半にピークを迎えた。「森伊蔵」「魔王」といった人気銘柄は手に入りにくい状況だったが、現在は沈静化している。ここ数年“祭りの後の寂しさ”が漂っていたが、今回の受賞をきっかけに「久しぶりに飲んでみるか」という人が増えるかもしれない。
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