利回りこそ一時期より下がりましたが、個人向け国債(10年変動金利型)も候補の1つ。
1月発行(12月募集)の第57回債の初回利率は0.31%と、前回より少し増えました。ネット銀行の最高金利には劣りますが、証券会社の窓口で購入できるという簡便さを考えると、ネット取引が苦手な人にはこちらがおすすめです。
しかし、個人向け国債の最大の利点は利率ではありません。大手の証券会社が行っているキャッシュバックキャンペーンです。
例えば、500万円購入すると2万円のキャッシュバック、金利に直すと0.4%に相当します。さらに1000万円なら5万円で0.5%に相当。しかもこのキャッシュバック、多くの場合、税金は天引きされず全額受け取れます。
税法上は雑所得(1回限りなら一時所得)として確定申告の対象になりますが、給与所得者や年金所得者はその他の収入も含めて年間20万円までなら確定申告不要の扱いになります。事実上、非課税と同じになるわけです。ただし、確定申告の義務のある自営業者や理由があって確定申告した人は、こうした特典の対象外です。
仮に0.5%のキャッシュバックなら、銀行金利(税引前)0.625%に匹敵しますから、国債キャッシュバックは大きいです。
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