住信SBIネット銀行は1月14日から、円定期預金のキャンペーンを実施している。これまで住信SBIネット銀行は「円定期1年もの金利1.2%キャンペーン」を展開しており、これに加え3カ月もので年0.9%、6カ月もので年1.0%を追加した。キャンペーン期間は1月14日から3月31日まで。
キャンペーン期間中に100万円を預けると、1年もので100万9600円、6カ月もので100万3945円、3カ月もので100万1775円(いずれも税引後)となる。
住信SBIネット銀行は10月から実施していた普通預金キャンペーンを、1月19日で終了する。普通預金を預けると年1.0%の金利が適用されていたが、1月20日以降は100万円未満の場合で年0.35%、100万円以上だと年0.40%となる。
さらにSBIイー・トレード証券の口座と即時決済が可能な「イートレ専用預金※」の金利も、年1.0%から年0.55%と、元の水準に引き下げる。ただ大手銀行のスーパー定期預金(300万円未満)1年ものの金利は年0.35%ほどのため、引き下げた後で比較しても、イートレ専用預金の方が金利は高い。
イートレ専用預金……SBIイー・トレード証券で株式などの買い付けや売却時に、口座間で自動的に入出金される。
関連記事
- ソニー VS. SBI、ネット銀行秋の陣
ソニー銀行の顧客に限定してサービスを提供する「ソニーバンク証券」が10月からスタートする。一方、銀行・証券・信託のサービスを提供する「住信SBIネット銀行」も9月24日に開業した。ソニーとSBI、2社のネット銀行に対する戦略の違いは何か? - 新規参入組が刺激、大手銀行がネットに「越境」する動き
大手スーパーのイオン銀行が29日開業する。「どんな手を繰り出してくるのか」と、銀行関係者は警戒する。対する大手銀行もネット上でのサービスを強化、顧客の争奪戦が激化しそうだ。 - 阪神タイガースが優勝すれば、総額5億円分をプレゼント――尼崎信用金庫
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.