調査リポート
2007年環境用語、トップ10に「マイ箸」「エコバック」
環境用語の認知度トップは「クールビズ」。環境問題への意識が高まる中、2008年に取り組みたいことは身近なテーマが多い。コクヨ調べ。
地球温暖化が進む中で、環境保護をテーマにした商品や取り組みなどが増えている。環境に関する用語も増えている中で、どれほどの名前と内容を知っているだろうか?
環境用語で認知度が高かったのは「クールビズ」(86.7%)「アイドリングストップ」(83.1%)「充電式電池」(82.7%)がトップ3。2007年に話題となった「マイ箸」は79.4%、「エコバック」は78.6%と、いずれもトップ10にランクインした。
これはコクヨの「環境に関する意識調査」によるもの。インターネットを使った調査で、20歳以上の1032人が回答した。調査期間は2007年12月20日から12月21日まで。
環境を考えた取り組みは身近なテーマが多い
2008年に取り組みたいことは、「ゴミの仕分け」(68.7%)「電機・ガス・水道の節約」(64.3%)「詰め替え商品の購入」(62.3%)。2007年に取り組んだことと比べると「エコマークの付いたものを購入」(前年比21.7%増)「エコバックの利用」(同17.9%)「マイ箸の利用」(同16.3%)などが増加。2008年は身近なテーマを実践したい人が多いようだ。
「企業が環境に配慮した商品作りは当たり前だと思うか」との質問には、「とてもそう思う」が52.8%、「ややそう思う」が43.5%。合わせると、ほぼ全員(96.3%)が“当然”と考えているようだ。
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