景気が悪くなった場合、真っ先に我慢することは何か? エルゴ・ブレインズの調査によると、「外食」が最も多く48.1%、次いで「海外旅行」「ブランド衣料品の購入」(いずれも46.8%)という結果となった。男女別で見ると、男性1位は「クルマ(バイク)の購入」(48.1%)、「そのほか高価な趣味」(47.9%)、「海外旅行」(45.9%)、女性1位は「外食」(51.5%)、「ブランド衣料品の購入」(49.2%)、「海外旅行」(47.7%)だった。
景気が悪くなった場合に我慢をする家電製品を聞いたところ、「一眼レフカメラ」がトップで63.1%、以下「オーディオ」(62.0%)、「BD/DVDレコーダー」(61.5%)など、「嗜好(しこう)性が高く、欲しいがすぐにはなくても困らない製品が上位にランクインされた」(エルゴ・ブレインズ)
一方で、景気が悪くなっても買いたい家電のトップは「薄型テレビ」(38.4%)、次いで「PC」(33.6%)、「冷蔵庫」(32.1%)。「地上デジタルテレビ放送に移行する2011年7月まで3年を切り、価格も下がってきているので、そろそろ買い替え時と考えている人が多いようだ」(同)としている。
景気が悪くなったときに家電製品を購入する場合に重視することは、「価格が高くても機能・性能が満足できるもの」(50.1%)と「できるだけ価格が安いもの」(49.9%)がほぼ同数。「価格が高くても機能・性能が満足できるもの」と答えた人に、重視する機能・性能を尋ねると「本質性能が良い」(77.0%)がトップ、以下「省エネ性能」(69.7%)、「操作がシンプルで使いやすい」(45.5%)という結果となった。
インターネットによる調査で、1500人が回答した。調査期間は10月17日から10月22日まで。
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