最も欲しい暖房器具は「床暖房」
秋も終わりに近付き、厚着の人も見かけるようになってきた。暖房器具を使い始めた人もいるだろうが、どういった暖房器具を使用している人が多いのだろうか。アリババ調べ。
気象庁によると、この冬は北海道や東北地方以外は、暖冬となる可能性がやや高いという(参照リンク)。とはいえ冬に暖房器具は必須。どういった暖房器具に人気があるのだろうか。
アリババの調査によると、最も使用している暖房器具を尋ねたところ、1位は「エアコン」(24.7%)だった。以下、「石油ファンヒーター」(17.0%)、「ガスファンヒーター」(9.7%)、「石油ストーブ」(9.3%)、「こたつ」(9.3%)が続いた。
地域によって最も使用している暖房器具は異なっており、関東地方や東海地方では「エアコン」だったが、北海道・東北地方・北越地方や中国地方・四国地方・九州地方では「石油ファンヒーター」、近畿地方では「ガスファンヒーター」がトップだった。
今後新たに暖房器具の購入を考えている人に最も購入したい暖房器具を聞くと、「床暖房」が19.8%でトップ。以下、「エアコン」(15.6%)、「オイルヒーター」(10.4%)、「ガスファンヒーター」(9.4%)、「セラミックヒーター」(7.3%)が続いた。
暖房器具に重要なポイントは何なのだろうか。今後新たに暖房器具の購入を考えている人に暖房器具を購入する際重視することを尋ねると、1位は「購入価格」(55.2%)だった。以下、「電気代または燃料費のコストを低く抑えることができること」(50.0%)、「安全性」(40.6%)、「省エネ能力」(37.5%)、「速暖房性(設定温度に達するまでの早さ)」(29.2%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は戸建てまたは分譲マンションに住んでいる男女300人。調査時期は11月5日から6日。
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