パチンコをしたことがある人はどのくらいいるのだろうか? マイボイスコムの調べによると、パチンコ経験者(「したことがあるし、現在もしている」+「過去にしていたが現在はしていない」)は、59.2%に達していることが分かった。しかし「現在もしている」という人は12.1%にとどまっていることから、全体の半数はパチンコを止めたようだ。
現在もパチンコをしているという人に、パチンコをする頻度を聞いたところ「週に1〜2回」が最も多く34.3%、「月に1〜2回」(29.4%)、「月に1回程度」(20.6%)、「週に3〜4回」(10.0%)という結果に。またパチンコ店やパチンコ台の情報を何で知るかについては「パチンコ情報が掲載されているWebサイト」が33.9%でトップ、以下「店頭ポスターや店内の広告」(24.3%)、「パチンコ情報雑誌」(24.1%)、「テレビCMやテレビ番組」(23.4%)と続いた。
パチンコの非プレイ意向は8割
過去にパチンコをしていたが、現在はしていないという人にその理由を聞いたところ「面白味が分からなくなった・興味がなくなった」が42.9%でトップ、次いで「パチンコをするためのお金がかかり過ぎる」(27.9%)、「お金に余裕がなくなった」(24.2%)、「あまり勝てなくなった」(19.2%)だった。
パチンコをしたことがない人に、その理由を尋ねたところ「パチンコ店内の環境が悪そう」(48.5%)、「面白味が分からないし、興味が持てない」(41.8%)、「全般的にギャンブルはやらない」(40.6%)、「勝てそうにない」(32.8%)、「客層が悪そう」(32.7%)などが挙がった。
パチンコ店に対するイメージは「騒々しい」が83.3%でダントツ。以下「汚い」(32.9%)、「混んでいる」(30.6%)、「信頼できない」(20.5%)、「怖い」(15.0%)、「センスが悪い」(14.9%)と続いた。また「今後、パチンコをしたいですか?」との質問には、「まったくしたいとは思わない」(55.4%)と「あまりしたいとは思わない」(28.3%)を合わせると、8割を超えた。
関連記事
- パチンコ店内のATMはアタリ? ハズレ?――利便性VS. ギャンブル性
首都圏のパチンコ店で試験店に設置しているATM。「利用者に便利」「射幸心をあおる」など、利便性の“是”とギャンブル性の“非”の議論が活発化しそうだ。 - ニッポンは未来のカジノ大国? 白熱する“カジノウオーズ”
アジアで主導権争いが激化しているカジノビジネス。経済成長に伴いカジノ開業に向けた動きが加速しており、アジア市場は世界の頂点に立つと見られている。こうした動きがある中で、日本での“カジノ解禁”は実現するのだろうか? - パチンコ・パチスロをする人の喫煙率は?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.