新築一戸建て、一番人気はグランシア上福岡――ネクスト調査

不動産不況とは言うものの、物件を求めるニーズは確実にあるもの。全国各地に建てられた新築一戸建ての中で一番人気があるのはどの物件なのか。また、その物件のどういったところが評価されているのだろうか。ネクスト調べ。

[堀内彰宏，Business Media 誠]

　住宅・不動産情報ポータルサイト「HOME'S」を運営するネクストは1月27日、「2008年 HOME'S新築一戸建て大賞」を発表した。2008年1月1日から12月31日の間に「HOME'S新築一戸建て」に掲載された新築一戸建て・土地、のべ9731物件の中から人気の高かった物件を、同社独自の集計でランキング形式にまとめた。

　全国1位となったのは埼玉県ふじみ野市の「グランシア上福岡」。2008年6月に開通した東京メトロ副都心線へ乗り入れている東武東上線上福岡駅から徒歩4分。 大規模開発で街並みが整備されたグランシア上福岡」は、都心へのアクセスの良さと駅前の商業施設が充実しているなど、住環境が整っていることで人気を集めたという。

1位となったグランシア上福岡（出典：ネクスト）

　2位は東京都世田谷区の「ヴェレーナガーデン千歳台」、3位は神奈川県横浜市泉区の「ハマコート泉区和泉町新築分譲住宅 」、4位は千葉県船橋市の「ファーストシーン船橋ベイストーリー」、5位は神奈川県横浜市青葉区の「ジェネヒルあざみ野」だった。

　「ランキング上位に入った物件の共通する特徴として、「『交通の利便性』『周辺環境の充実　（育児環境・商業施設）』というポイントがあった。街並みに統一感のある大規模分譲地も各エリアで上位に入っており、人気の高さがうかがえる」（ネクスト）

2008年 HOME'S新築一戸建て大賞トップ10（2〜10位まで、出典：ネクスト）

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