日本映画製作者連盟は1月29日、「2008年日本映画産業統計」を発表、2008年の映画興行収入は1948億3600万円と前年を1.8%下回った。中でも洋画興行収入は789億7700万円と前年を23.9%下回ったが、邦画興行収入は1158億5900万円と前年を22.4%上回った。
好調の邦画を引っ張った作品は?
作品別に見ると、邦画で興行収入が最も多かったのは「崖の上のポニョ」で155億円。以下、「花より男子ファイナル」(77.5億円)、「容疑者Xの献身」(49.2億円)、「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ギラティナと氷空<そら>の花束シェイミ」(48億円)、「相棒 -劇場版-絶体絶命! 42.195キロメートル東京ビッグシティマラソン」(44.4億円)が続いた。
洋画で興行収入が最も多かったのは「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」で57.1億円。以下、「レッドクリフPart1」(50.5億円)、「アイ・アム・レジェンド」(43.1億円)、「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(37.5億円)、「ハンコック」(31億円)が続いた。
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