気象庁の予測によると、今年の花粉シーズンは2月下旬から3月上旬に始まるという。花粉症に悩む人たちはどのように対策しているのだろうか。
アリババの調査によると、「花粉症である(花粉症である+花粉症かもしれない)」という人は53.0%。半数以上の人は、花粉症の自覚があるようだ。
花粉症であるという人に発症した時期を尋ねると、最も多かったのは「10年以上前」で34.6%。以下、「4〜5年前」(20.1%)、「覚えていない」(13.2%)、「6〜9年前」(12.6%)が続いた。ほとんどの人が、長年花粉症に悩まされているようだ。
花粉シーズンに入りつつあるが、花粉症対策の取り組みをしている人は40.0%。20代(31.0%)より、30代(46.0%)や40代(43.0%)の人の方が取り組んでいる比率は高いようだ。
花粉症対策をしている人に具体的な取り組みの内容を聞くと、トップは「マスクやメガネの着用」で64.2%。以下、「手洗い」(60.8%)、「うがい」(57.5%)、「目や鼻を洗う」(44.2%)、「洗濯物や布団を外に干さない」(35.8%)、「空気清浄機・空気清浄機能付き家電の利用」(30.0%)、「花粉症対策食品(キャンディ・ヨーグルト)の利用」(30.0%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は男女300人(男性150人、女性150人)。調査期間は2月6日から10日。
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