調査リポート
20年前の学生とは違う? イマドキ学生の就職観(2/2 ページ)
2010年3月に卒業予定の学生はどのような就職観を持っているのだろうか? 毎日コミュニケーションズの調査によると「楽しく働きたい」がトップ。ただ1991年に卒業した学生と比べると、今の学生は“ボランティア精神”が強いことがうかがえた。
一方、「行きたくない」と思う会社を聞いたところ「暗い雰囲気の会社」(41.0%)がトップ、以下「ノルマのきつそうな会社」(31.1%)、「仕事内容が面白くない会社」(23.8%)と続いた。このほか「財務内容の悪い会社」(15.5%)が昨年と比べ1.8ポイント増加するなど、会社の安定度を重視する学生が増えいてるようだ。
志望する職種を聞いたところ「総務・経理・人事などの管理部門」(16.4%)、「商品企画・開発・設計部門」(16.4%)、「営業企画・営業部門」(16.3%)の3部門がほぼ同じ割合に。また志望業種については「食品」が17.4%でトップ、次いで「マスコミ」(15.3%)、「銀行」(11.8%)、「商社」(10.2%)が上位にランクインされた。
郵送またはインターネットを使った調査で、2010年3月に大学卒業予定の大学3年生または大学院1年生1万5288人が回答した。調査期間は2008年10月1日から2009年1月31日まで。
関連記事
- 正社員の間でも“格差”……上場企業の年収1556万円と192万円はどこ?
上場企業の平均年収ランキングを見ると、上位にはテレビ局や商社、金融などがランクイン。平均年収1000万円以上がズラリと並ぶ一方で、下位には年収300万円以下の企業もあり、“給与格差”が広がっているようだ。 - 会社を辞めたい……そう感じる人が多い業種
会社の社員であることに「誇りを感じている」人はどの業種が多いのだろうか。ネットマイルの調べによると、「電力・ガス・水道」や「専門コンサルタント系」で働く人が目立った。一方で「誇りを感じられない」と感じる人が多い業種は……? - 学生が選ぶ人気企業ランキング――3年連続トップの企業は?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.