ウェザーニュースは4月10日、桜の1つのつぼみに対する花の数量を数えた「花数調査」の結果を発表した。桜は1つのつぼみから複数の花を咲かせる特徴があり、「ソメイヨシノの場合、『6個以上=とても健康』『4〜5個=健康』『3個以下=元気がない』が目安になる」(ウェザーニュース)
北海道・東北・北陸を除く東日本・西日本エリアで3月25日から4月5日まで調査したところ、平均花数は3.9個で、2008年調査での3.7個を0.2個上回った。都府県別に見ると最も多かったのは長崎県で4.3個、最も少なかったのは鳥取県と香川県の3.4個だった。
エリア別に見ると2008年より顕著に増えたのは九州エリアで、トップの長崎県のほかにも佐賀県で3.9個(2008年3.2個)、宮崎県で3.7個(2008年:3.0個)、鹿児島県で3.8個(2008年3.0個)だった。「2008年は1984年以来の台風の日本上陸がなかった年になったので、桜のつぼみとなる『花芽』が塩害などの被害を受けなかったからと考えられる」(ウェザーニュース)
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