不況が直撃してはいるが、インサイト(本田技研工業)の新車販売台数が好調な滑り出しを見せるなど、明るいニュースも聞こえてくる自動車業界。各自動車メーカーはどのようなイメージを持たれているのだろうか。
C-NEWS編集部の調査によると、「デザインが良いと思う自動車メーカーは?」と尋ねたところ、トップは「トヨタ自動車(トヨタ)」で39%。以下、「本田技研工業(ホンダ)」(35%)、「日産自動車(日産)」(28%)、「レクサス」「マツダ」(いずれも16%)が続いた。トップの「トヨタ」は2008年と変わらなかったが、2位のホンダとの差は8ポイントから4ポイントに縮んでいる。
「環境に優しいと思う自動車メーカーは?」と聞くと、トップは「トヨタ」で64%。以下、「ホンダ」(47%)、「日産」(13%)、「スズキ」(9%)、「ダイハツ工業(ダイハツ)」(8%)が続いた。ここでもトップは2年連続でトヨタだが、ホンダが2008年より14ポイントも上昇しているのが注目される。
企業イメージを良くするために重要なのがCM。「CMや広告のイメージが好きな自動車メーカーは?」と尋ねたところ、トップは「トヨタ」で32%。以下、「ホンダ」(24%)、「日産」(22%)、「ダイハツ」(11%)、「レクサス」(8%)が続いた。2008年とは日産とホンダの順位が逆転している。
インターネットによる調査で、対象は自家用車を所有していて自分で運転する20歳以上の男女300人(男性150人、女性150人)。調査期間は4月16日から18日。
関連記事
- 「ひと言でいうと“タフ”」――伊東孝紳氏のホンダ社長内定会見を(ほぼ)完全収録
本田技研工業は2月23日、伊東孝紳専務が社長に昇格し、福井威夫社長が取締役相談役に退く人事を内定したと発表した。福井威夫社長と伊東孝紳専務が臨んだ社長内定会見の様子をお伝えする。 - 現場に一番近い社長でありたい――豊田章男氏のトヨタ社長内定会見を(ほぼ)完全収録
トヨタ自動車は1月20日、豊田章男副社長が社長に昇格する人事を発表した。100年に1度と言われる不況の中、6月に社長に就任する、豊田副社長の会見の様子を紹介する。 - ホンダはなぜF1から撤退するのか?――社長会見を(ほぼ)完全収録
本田技研工業は12月5日、突然F1レース活動からの撤退を表明した。その決断の背景にあったものとは何なのか。福井威夫社長とモータースポーツ担当の大島裕志常務が登場した記者会見の詳細をお伝えする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.