ノルマや人間関係など仕事の悩みは尽きないもの。誰に相談している人が多いのだろうか。
アイシェアの調査によると、仕事経験がある人のうち仕事(進め方や職場の人間関係も含む)で悩んだことのある人は84.1%。悩んだことのある人の比率は、男性(81.8%)より女性(86.5%)、また年代が上になるほど高くなっている(20代78.1%、30代84.2%、40代89.8%)。
仕事で悩んだことのある人のうち、誰かに相談したことがある人の比率は84.1%。男性(78.6%)より女性(89.6%)、また年代が下になるほど高くなっている(40代78.4%、30代87.5%、20代88.0%)。
仕事の相談をしたことがある人に「誰に相談することが最も多いですか?」と尋ねたところ、トップは「同性の友人」で35.6%。以下、「同性の先輩」(25.1%)、「恋人・配偶者」(18.3%)、「親」(7.9%)、「異性の先輩」(3.7%)、「兄弟・姉妹」(3.1%)が続いた。
男性では1位「同性の先輩」(38.6%)、2位「同性の友人」(36.4%)、3位「恋人・配偶者」(15.9%)だったのに対し、女性では1位「同性の友人」(35.0%)、2位「恋人・配偶者」(20.4%)、3位「同性の先輩」「親」(ともに13.6%)と傾向に違いがあった。
仕事の相談をしたことがある人に相談方法を聞くと、最も多かったのは「直接会う」で95.3%。以下、「電話」(28.8%)、「メール(携帯)」(11.0%)、「メール(PC)」(9.9%)、「チャット」(3.7%)、「ブログや掲示板(悩み相談サイト以外)」(1.6%)、「ブログや掲示板(悩み相談サイト)」(1.0%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は男女337人(男性54.6%、女性45.4%)。調査期間は4月21日から24日。
関連記事
- 職場の人とのお酒……いくら支払いますか?
どんな目的や期待で会社の人と飲みに行くのだろうか。部下の「仕事の悩みを聞きたい」という上司は24.7%だったが、上司に「仕事の悩みを相談したい」という部下は12.5%と、上司と部下の意識に違いがあるようだ。 - あなたの悩みは何ですか? 「健康」「収入」「地球温暖化」
クルマ離れ、お金を使わない、インターネット世代……。今の20代から30代の若者は、従来の若者とは性質が異なっているとも言われている。彼らは現状、どんなことを感じているのだろうか。野村総合研究所の調べ。 - 新入社員の悩みの原因――55.8%はコミュニケーション不足
今年の春に入社した新入社員はどのような悩みを抱えているのだろうか? 「仕事を続けられるかどうか」や「先輩や同期との人間関係」に不安を感じている人が多いようだ。翔栄クリエイト調べ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.