富士重工業は6月4日、リチウムイオン電池を搭載した電気自動車「スバル プラグイン ステラ」を発表した。同社が直接販売を行い、7月下旬から納入を開始する。
スバル プラグイン ステラは軽乗用車のステラをベースに開発した電気自動車で、最高速度は時速100キロ、完全に充電した状態から走れる距離は90キロ。空の状態から満充電までにかかる時間は、家庭用100Vの交流電源で約8時間、200Vで約5時間。専用の急速充電設備を用いると、バッテリー容量の80%までを15分で充電できる。
メーカー希望小売価格は472万5000円。ボディカラーはシルキーホワイトとパール。2009年度は170台程度の供給を計画しているという。
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