「今日はやる気が起きないなあ」と、モチベーションが下がった経験を持つ人も多いだろう。そんなとき、ビジネスパーソンはどのような方法でやる気をアップさせているのだろうか?
やるべき仕事があるのに、職場でやる気が出ないことはあるか? と聞いたところ「よくある」(31.0%)と「たまにある」(55.2%)を合わせると、86.1%の人がやる気が出ないことが、アイシェアの調査で分かった。
やる気が出ないことが「よくある」「たまにある」と答えた人は、どんな方法でやる気を出しているのだろうか。最も多かったのは「軽食やお茶・コーヒーなど飲み物を摂る」で53.5%。女性では60.6%と男性の48.8%を10ポイント以上上回り、20代でも60%を超えた。
次いで「トイレに行く」(37.1%)、「誰かと話す」(31.3%)、「終業後の楽しみを考える」(24.3%)、「ストレッチなど軽い運動をする」(23.7%)という結果に。トップ5にはデスクを離れ、仕事以外のことで気分を入れ替える方法が並んだ。このほか「ネットサーフィンをする」(21.1%)、「机の整理をする」(15.5%)、「PCのデータを整理する」(14.6%)、「作業計画を作る」(12.6%)など、自分のデスクで行う方法が続いた。
また、やる気が出ないことがあるという人に、とっておきのやる気の出る方法を聞いたところ「ヒーリングCDを聞く」「夢や目標をあらためて振り返る」といった意見が目立った。このほか「休日のツーリング」「休みの計画を考える」など、休日にしっかりリフレッシュしてやる気をアップさせている人も多いようだ。
やる気が出ないことがないという人は、どのようにしてやる気を保っているのだろうか。その秘けつを聞いたところ「仕事をマンネリ化しない」「何事にも遊ぶつもりで取り組む」「新しいことを発見する」など、仕事を面白くする自分なりの方法を持っている人が多かった。このほか「仕事に対する責任感を常に意識する」「自分の意思で納得して仕事をする」など、仕事に何らかの意義を見出している意見が目立った。
携帯電話による調査で、20代〜40代の男女553人が回答した。調査期間は6月2日から6月5日まで。
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