高校球児も感染するなど、新型インフルエンザ再拡大の兆しが見られるようになっているが、菌やウイルスの対策をしている人はどのくらいいるのだろうか。
パナソニックの調査によると、「菌・ウイルスのことが気になりますか?」と尋ねたところ、「気になる(すごく気になる+少し気になる)」は81.3%と、5人に4人以上が気にしているようだ。
「気になる」と答えた人に「菌・ウイルスのことがなぜ気になるのですか?」と聞くと、トップは「新型インフルエンザが世界中で流行し始めたから」で64.0%。以下、「空気が汚いのが嫌いだから」(35.4%)、「アレルギー体質だから」(34.2%)、「子どもに悪影響だから」(19.7%)、「ペットを飼っているから」(12.0%)が続いた。新型インフルエンザの影響で、菌やウイルスのことを気にするようになった人が圧倒的に多いようだ。
菌やウイルスを気にしている人は多いようだが、対策をしている人はどれくらいいるのだろうか。「室内で菌・ウイルス対策を行っていますか?」と尋ねたところ、「はい」は33.8%と3人に1人にとどまった。
対策をしている人に「室内でどんな菌・ウイルス対策を行っていますか?」と聞くと、最も多かったのは「こまめに換気をする」で70.4%。以下、「空気清浄機を使う」(69.6%)、「掃除機をこまめにかける」(55.6%)、「除菌スプレー類を使用する」(38.5%)、「加湿器を使う」(33.3%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は1都3県(東京都・神奈川・千葉・埼玉)に住む20〜59歳の男女400人。調査期間は6月23日から26日。
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