右脳と左脳……脳のタイプによって年収は違う?
上司にしたい脳のタイプは? ライフネット生命保険の調査によると、「左脳タイプ」と答えている人が多いことが明らかになった。しかし部下にしたい脳のタイプを聞いてみると、違った結果に。
一般的に感覚的、直感的な能力に優れ、総合判断力などに適している右脳。一方の左脳は分析的で論理的に優れ、言語や計算機能をつかさどっている。人間の脳には右脳と左脳があるが、自分の脳はどちらのタイプだと考えている人が多いのだろうか。
ビジネスパーソン477人に聞いたところ、自分の脳は「左脳タイプ」(56.2%)という人が「右脳タイプ」(43.8%)より12.4ポイントも多いことが、ライフネット生命保険の調査で分かった。また脳タイプ別に年収を尋ねると「右脳タイプ」(209人)の平均は452万円、一方の「左脳タイプ」(268人)は455万7000円と、左脳タイプの人の方が3万7000円年収が高いという結果に。
それぞれのタイプの年収を詳しく見てみると、左脳タイプの場合、「300万円未満」という人は31.7%だったが、右脳タイプの人は40.7%。しかし「900万円以上」で見ると、左脳タイプは4.5%だったが、右脳タイプは10.0%と、2倍以上の値となった。
また学生のころ得意だった教科での平均年収を調べると、最も年収が高かったのは「物理」で559万5000円。次いで高かったのは「化学」の518万5000円、「数学」の497万2000円となり、理系の科目が得意だった人の年収が高くなる傾向がうかがえた。
インターネットによる調査で、ビジネスパーソン477人が回答した。調査期間は8月12日から8月18日まで。
上司・部下にしたいのはどちらのタイプ?
もし上司の脳のタイプを選べるとしたら、どちらの脳を希望する人が多いのだろうか。自分自身が「右脳タイプ」の人の場合、「左脳タイプ」の上司と回答したのは61.3%で半数を超えた。また自分自身が「左脳タイプ」と答えた人の75.8%が「左脳タイプ」(75.8%)を望んでおり、上司にしたい脳は「左脳タイプ」が多いようだ。
逆に部下にしたい脳のタイプを聞いたところ、自分自身が「右脳タイプ」の場合、「右脳タイプ」と答えた人は58.8%。一方、「左脳タイプ」という人の67.5%は「左脳タイプ」と回答しており、部下にしたい脳のタイプは自分と同じタイプであることが明らかになった。
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