使っているテレビのサイズと視聴時間の関係
テレビを購入する際、重視しているポイントは? 東京電力の調査によると、「性能・機能」を挙げる人が最も多く、次いで「購入価格」「メーカー・ブランド」と続いた。
使用しているテレビのサイズと視聴時間に何らかの関係はあるのだろうか。東京電力の調査によると、ブラウン管テレビで見ている人はサイズが大きくなるほど、平均視聴時間が長くなる傾向があり、液晶・プラズマは20〜36型の間と37〜49型の間において同様の傾向があることが分かった。ブラウン管20型以下で見ている人の平均視聴時間は3.5時間だが、30型以上になると4.2時間に。液晶・プラズマの20型以下で見ている人は3.7時間だが、27〜36型では4.1時間に。ただ37型では3.9時間とやや減少するものの、43〜49型になると4.1時間に増えた。
テレビを購入する際、重視するポイントを聞いたところ「性能・機能」(40%)を挙げる人が最も多く、次いで「購入価格」(32%)、「メーカー・ブランド」(8%)、「省エネ」(7%)、「ランニングコスト」(6%)と続いた。同じエコポイント対象家電でも、エアコンを購入する際、「省エネ」と回答した人は21%。また冷蔵庫でも「省エネ」を挙げた人は18%だった。「実はテレビの電力使用量は家庭内でも4番目に多い。地デジ対策でテレビの買い替えが増え、また大型化も進む中で重視しなければならないポイントだろう」(東京電力)としている。
直近で購入した人ほど、テレビサイズが大型化
家庭で保有しているテレビの台数は、平均で2.2台。家族の人数別で見ると、1人暮らしの人は1.3台、4人で2.6台、6人で3.8台と、保有テレビ台数は家族人数と比例した。
液晶・プラズマテレビの導入時期を見てみると、販売価格が下がり始めた3〜4年前から増加している傾向が出た。また直近で購入した人ほど、テレビサイズも大型化しているようだ。
インターネットによる調査で、東京電力サービスエリア内に住む20代〜60歳代の男女2265人が回答した。調査期間は2月1日〜18日まで。
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